バックテスト 実例編

バックテスト

前回はバックテストの見方について説明しました。
今回は実際に販売している商品のバックテストを実例に説明します。

こんなEAは嫌だ

まずはこちらのバックテストを見てください。

一見良さげなEAですが、私なら絶対買いません。
実際にこちらの商品を見つけた時はすでに20名以上の方が購入していました。( ノД`)

このブログを見ている方には絶対に買ってはいけないEAなので危険な部分を指摘しますね。
かといってこのEAが必ず負けるEAということではありません。
相場に合ってるかどうかはその時の相場しだいですからね。

突っ込みどころ満載EA

バックテスト期間

バックテスト期間が4年です。まず期間が短い。そして3年とか5年ならまだわかります。
それが4年で中途半端なのは5年でやると破綻するからなど都合が悪いからの可能性が高いです。

不整合チャート

こちらは全てエラーです。出品するならエラーは当然 0 です。

モデル品質

モデリング品質は本来90%以上ですね。こちらはエラーが原因ですが、
TDSを利用していれば99.9%以上の信頼度になり。かなり正確になります。

スプレッド

ここは絶対見逃してはダメ!
右肩下がりのEAもこれを小さくすれば右肩上がりになります。
上記添付の画像は0.2Pipです。普通、ドル円でも1Pip前後はあります。
なので悪意があれば見せかけの右肩上がりEAが完成してしまいます。

取引回数

取引回数、なんと4年で33回!
1年で10回以下!!でもフォワードでは普通にエントリーしてるんですよ!
どれを信じてよいのかわからないし、いつエラーが起きるかわからないので怖くて手がでませんね。

ザっと見ただけでこれだけでてくるEAはなかなか無いですが、しっかり確認しましょうね。

高いEA = 優良EA では無いです。

慣れてくれば直ぐに判断できるようになれますので是非身に着けてくださいね。

コメント