テクニック不要な朝スキャ攻略法

トレード手法

朝スキャってどんな手法?

朝スキャってどんな手法化かといいますと一言で言うと早朝スキャルピングです。

昔からある手法ですが、早朝の日本時間で4時くらいから8時くらいの間にエントリーしてサクッと利確!みたいな手法です。この時間帯はニューヨーク時間が終わる頃で日本時間が始まる前なので、相場の動きが緩くなります。
緩い動きの時はレンジ相場になりやすいので逆張り手法が有効です。
私が開発しました「TraTiger Z]もこの手法を使ったEAです。

朝スキャの手法は数十年前からある手法で現在も優位性が高く恐らく今後も優位性は続くと思います。
これだったら誰でも勝てる!って思ったあなた!
甘い、甘~い!勝てるわけないんですよ!
朝スキャの天敵は・・・ズバリ、スプレッドです。
例えばドル円で普段スプレッド幅が1pipだったとします。
それが、ロールオーバーになる直前くらいからスプレッドが爆広がりします。
倍の2Pipsとかじゃないですよ!
10倍の10Pipsとか15Pipsはざらです。

上記の画像は同一ブローカーのスプレッドの違いです。
「!」の列がスプレッド幅です。一番上の時間はサマータイム時で0:00:00が日本時間で6:00:00と同時刻です。
これは特別スプレッドが広いのではなく日常で、むしろ狭い方です。

スキャルピングなら一瞬で利益吹っ飛びます。
だから朝スキャは優位性は高いものの、簡単には勝てません。
それでも世の中には朝スキャは山ほどあります。

その山ほどある朝スキャEAの一つが「TraTiger Z]です。
鬼スプレッドの厳しい中でもなんとか生き延びています。

さて、この厳しい環境の中で勝つにはやはりスプレッド対策です。
私の推奨する攻略法はスプレッド調整での対策です。EAのパラメーターは、
だいたい許容スプレッドが設定できるはずです。
無いなら火の中に飛び込むようなものなんで、使わない方がいいと思います。

ブローカーによりますが、早朝スプレッド幅に合わせる方法です。
ロールオーバー直後は最も広いので捨てましょう。
相場が落ち着きだす時間帯のスプレッドを設定します。

そして、もう一つ大切なことはそのスプレッド幅でバックテストをした時に
利益が出ているか?です。
綺麗な右肩上がりなら問題ないですが、振り幅が大きく波打った様な形状なら、私なら使わないと思います。

スプレッドの広い狭いは朝スキャのやスキャルピングトレーダーにとってはものすごく重要な要素なので慎重に選びましょう。

逆にスイングトレーダーはそこまで気にしなくても良いですが、スワップポイントに注目した方が良いかと思います。

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